香川 庵治石

正式名称は黒雲母細粒花崗閃緑岩。四国は香川県の庵治町・牟礼町にまたがる八栗五剣山山麓より採石されています。
庵治石の特徴はきめ細かい地肌。石英・長石・雲母などの結晶が小さく、その粒子の大きさで細目(こまめ)・中細目(ちゅうこまめ)・中目(ちゅうめ)などと分類されます。1番の特徴が「斑(ふ)が浮く」という、まだら模様に濃淡が出ることで、他の石では見られない特有の現象があります。
水晶と同じ硬度7の硬さ故、何年経っても変わらないと言われます。別名、花崗岩のダイヤモンドと呼ばれ、天下の銘石として扱われております。

香川 庵治石(極上細目)
香川 庵治石(極上細目)
香川 庵治石(中目)
香川 庵治石(中目)